Sさん(60代)
東京で仕事をバリバリこなし、夫の実家のある北見に転居。北見でも仕事に趣味のスポーツにと、積極的に取り組んできましたが40、50代には、のぼせなどの症状による体調の変化を感じたそう。
実はガクッと体力の衰えを感じたのは65歳。今までは20㌔くらい歩くのは平気だったのに疲れて歩けなくなってしまいました。コロナ禍を経て体力が急激に落ちた感じが…。無理がきかない年齢なのかと、最近は自分の体を考えるようになり、特に睡眠を大切にしています
Fさん(70代)
50歳までの14年、子育てをしながら学習教材を配達する仕事、さらにテニスと合唱という趣味も続けたそう。趣味のためにと自動車の免許を取りに行っていた時には、とても忙しい日々だったとか。
ほてる感じで更年期症状っぽいのはちょっとありましたが、ほとんど感じなかったので私は楽な方だったと思います。仕事や趣味で同じような年代の人といろいろ話をしていたので、気分が切り替えられたのがよかったのかな
Mさん(60代)
内職をしながら子育てしていたというMさん。35歳くらいの時には原因不明の熱とぎっくり腰に悩んだことも。筋肉を付けようと始めたスポーツに夢中になりすぎてかえって体を痛めてしまったことがあったため、最近は激しい運動は控え、ストレッチやヨガなどで体のメンテナンスとしての運動を楽しんでいます。
体調を崩したことはありましたが、更年期かなという不調は特に感じませんでした。常にいろいろなことに挑戦し続けていたのがよかったのかもしれません
Rさん(70代)
大家族から結婚して夫と2人暮らしになり、寂しくてやせてしまったこともあったとか。長く責任ある仕事を経験。50歳を過ぎたころから突然暑く感じて汗が吹き出し、その後寒くなる症状が出たため、仕事中はつねに重ね着で対応したそう。
睡眠中も暑くなって寒くなるというのを繰り返すので、眠れませんでした。でも私には耐えられる症状だったので、病院は行きませんでしたね。今も足が暑く感じるので、布団から足を出したり入れたりしています
Tさん(60代)
夫の転勤でたびたび生活環境が変わり、周囲になじめなかったり子どもの自立などで、精神的に不安定になった経験も。50代中ごろからは動悸といった体調不良を感じるようになり、ほてりなどもあるといいます。
体調が悪い時は、年齢のせいにせず、まず病院に行って診てもらった方がいいと思います。私は検査をして病気ではないと分かってから、趣味仲間と話をしたり、友達と会って買い物をしたりと気晴らしをして、なるべく体調のことを考えないようにしています。特にいろいろな経験をした異年齢の人と付き合うのがおすすめですよ
体調の変化は人によって様々で、個人差があるのが実情。体調不良にはもしかしたら病気が隠れているかもしれません。つらいと感じたら早めに休み、病院で相談してみては。