ほくでんグループが全道の小学校で実施する「SDGsに関する出前授業」が8月27日、北見西小学校の5年生を対象に行われた。北海道電力ネットワーク㈱北見支店の佐藤そらさんがファシリテーターとなり、児童達にクイズや動画を通じて、世界が抱える問題への気付きや関心を促した。
出前授業は地域貢献活動の一環として未来を担う小学生のSDGs教育を支援しようと2021年にスタートしたもので、市内では初めて開かれた。
授業では「世界でトイレを利用することができない人は何人いるでしょう」「1年間に地球上で失われている森の面積はどのくらいか」などのクイズを通して、世界の現状を学んだ。また、校内にあるごみの種類ごとに用意されたゴミ箱などの写真を例に、佐藤さんは「皆さんも実践しているSDGsがたくさんあります。難しく考えないで取り組んでみよう」と呼びかけた。
最後に児童達は、自分が興味のある目標とその理由を考え、グループごとに発表し合った(写真)。(理)