北海道猟友会北見支部の新人担い手発掘射撃講習会・有害鳥獣駆除員安全射撃競技会が6月30日、北見国際クレー射撃場で開かれ、管内外のハンターが射撃技術を披露した。
猟友会の取り組みを知ってもらい、新たな担い手確保につなげようと開催。競技の一般公開に加え、有害鳥獣駆除の活動を紹介するパネル展示、猟銃の取り扱い説明なども行われた。
競技は北見、網走、訓子府など主にオホーツク管内のハンター34人が出場した。ランダムなタイミングで前方に射出されるクレー(皿状の標的)を猟銃で撃ち落とすルール。選手たちは真剣な表情で銃を構え、引き金を引いていた。
ハンターが仕留めたエゾシカの肉を使ったカレーの試食会も合わせて開かれた。
北見支部によると、支部のハンターは長らく減少傾向だったが、数年前に微増に転じたという。「今後も活動を周知し、担い手を発掘したい」としている。(浩)