北海道消防設備協会理事で同協会北見支部長(72)=第一防災㈱代表取締役会長=が、安全功労者総務大臣表彰を受けた。11日、北見地区消防組合消防本部を訪れ、消防長に受賞を報告した。
同表彰は安全思想の普及徹底や災害の発生の防止、被害軽減などに尽力した個人・団体を讃えるもので、今年度は全国で23個人・10団体が受賞。道内の個人受賞者は北見支部長だけだった。
同協会は全道の消防用設備取り扱い業者で組織され、現在236社が加盟。北見支部長は2006年に理事に就任し、その間、豊富な識見と指導力で組織強化と健全運営に取り組むなど、消防行政の発展に尽力している。地域においては、北見地区消防設備安全協会副会長を06年から24年までの18年間務めたほか、北見市消防後援会副会長として消防団活動を縁の下で支えている。
消防本部を訪れた北見支部長は受賞を受け「支部メンバーや消防関係者のご協力を得ながらこれまで頑張ってきたことに対しての表彰だと感じています。今後も北見市民の安全安心に向けて努力してまいります」と述べた。(理)