小中学校の教員対象の「北見市夏季ICT特別研修会」が7月30日、北見高栄小学校で開かれた。教職1年目から大ベテランの校長や教頭までが参加し、ノートパソコンと向き合いながら各種教育支援ツールを使いこなす方法などを学んだ。
市内の小中学校では2021年度から、国の「GIGAスクール構想」に基づき、児童生徒に一人1台のノートパソコンを貸与してのICT授業がスタート。市教委が主催する教職員向けの研修は毎年、夏季と冬季休業期間中、希望者を対象に開かれている。
今回は「基本スキル」「ICT担当・管理者向け」「管理職(校長・教頭)向け」の3コースが開かれ、合わせて55人が参加。講師も教員が務め、それぞれの習熟度に合わせて研修が行われた。
基本スキルの研修では、グーグルフォームを使ったアンケートの取り方や共有ノートを使った授業の進め方などを学んでいた。(柏)