女子カーリングチーム「ロコ・ソラーレ」が7月23日、北海道共同募金会の赤い羽根共同募金に5万6千円を寄付した。同日、北見市総合福祉会館で行われた贈呈式には一般社団法人ロコ・ソラーレの本橋麻里代表理事、吉田知那美選手ら4人が出席し、市共同募金委員会の田巻秀隆会長に目録を手渡した。
ロコ・ソラーレは社会貢献活動の一環として、2012年に「赤い羽根サポーター」となり、公式戦1勝につき2千円を募金している。今回は23~24年シーズン分の寄付で、妹分にあたる「ロコ・ステラ」と昨年4月に始動した弟分の男子チーム「ロコ・ドラーゴ」と3チーム合わせて28勝した。
贈呈式には本橋代表、吉田選手のほか、ドラーゴの上川憂竜選手、ステラの松澤弥子選手が出席。本橋代表は「新シーズンも3チームで力を合わせて勝率を上げ、募金につなげたい」。吉田選手は「募金を通じ、自分達の頑張りが誰かを支える力になっていると実感できる」と語り、「『北見から世界一へ』というスローガンで頑張っています。勝って募金額を倍にし、さらにはオリンピックの切符も取ってきたい」と意気込みを語った。
寄付金は管内の児童養護施設などでの活用を検討している。(理)