今年度版「グラフでみる流氷」完成

2024-08-08 掲載

(北見市/社会)

日本政策金融公庫北見支店が今年も

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 日本政策金融公庫北見支店は、年次別に流氷の期間と流氷量をグラフで確認できるポスター「グラフでみる流氷」の今年度版を作成した。

 同ポスターは地域貢献の一環として1994年から気象台などの資料をもとに制作。観測記録順に1960年から今年までの網走、紋別、雄武(2004年まで)の流氷初日、終日と流氷量がグラフで紹介されている。90年代は5年きざみ、2001年からは年次別で比較、確認することができる。

 今年度版は網走が第一管区海上保安本部、紋別は同市のガリンコタワーからそれぞれデータ提供を受けてまとめた。オホーツク管内の自治体や経済団体、観光機関などのほか学校にも配布しており、地域の案内資料や教材として活用されている。

 ポスターによると今年は網走、紋別どちらも昨年と比べて流氷期間が長く流氷量も多かったが、長期で見ると期間、量ともに減少している。

 同支店の課長代理は「グラフを通じてオホーツクはもちろん環境問題にも目を向けていただけたら」と語っていた。(結)

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