北見の新・休日夜間急病センター

2024-08-26 掲載

(北見市/社会)

中央大通再開発事業で最初のオープンへ

 現在、建設工事が進められている北見市の新たな休日夜間急病センター(北3東1)は、10月1日供用開始の運びとなる。従来の当番医制を廃止し、センターでの受け入れに1本化。夜間は内科と小児科、休日は内科、小児科、外科の診療に対応する。また、新たに軽症の救急搬送患者の一部を受け入れる。市が21日の市議会福祉民生常任委員会に報告した。

10月1日に供用開始

 現在、北見駅前の中央大通沿道地区で進められている再開発事業では、分譲マンションや仮称・経済センタービル、高齢者福祉施設、自走式立体駐車場の整備が進められている。新センターが各施設の中で最初のオープンとなる。

当番医制を廃止、診療を1本化

 建物は混合造(木造と鉄筋コンクリート)2階建で延床面積は1275平方㍍。診察室は3室を設け、休日昼間は2室で内科系、外科系の同時診療を可能とするほか、感染症の流行期や年末年始などの繁忙期は医師3人体制も視野に入れる。運営は従来通り指定管理者の北見振興公社が行う。

 新センターの供用開始に伴い、現在の当番医制を廃止。常勤医のほか市内の開業医や勤務医、市外の協力医などが診療にあたる。このほか看護師、放射線技師、院内処方のための薬剤師、医療事務のスタッフが配置される。

救急搬送患者の一部受け入れも

 また2次、3次医療機関の負担軽減に向け、救急車で搬送される軽症患者の一部を受け入れる。(柏)

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