美幌保育園の園児が21日、美幌町内の信号機のない横断歩道で、美幌警察署の署員とともにドライバーに「ハンドサインでストップ運動」をPRした。
運動は、主に信号機がない横断歩道で、渡ろうとする歩行者が手を挙げ、ドライバーが車両を停めて「お先にどうぞ」などと合図し、意思疎通を図ることで、歩行者を守る意識の向上と事故防止を目指す取り組み。道内の車両停止率が全国平均に比べて低いことから、北海道警察が8月を強調月間に指定して浸透を図っている。
啓発には4、5歳児20人が参加。「運転手は歩行者に合図をしましょう」などと書かれた横断幕を横断歩道で掲げてドライバーにPR。ドライバーが停止して「どうぞ」と合図を送ると、手を挙げて横断歩道を渡っていた。(浩)