北見市交通安全対策会議

2024-09-06 掲載

(北見市/社会)

昨年は子どもからむ事故が増加

死亡事故5件はいずれも国道39号で発生

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 今年度の第1回北見市交通安全対策会議(会長・辻直孝北見市長)が2日、北見交通安全研修センターで開かれた。北見警察署地域・交通官の村上悟氏が「管内の交通事故情勢について」と題して講演した。

 同会議は、交通安全にかかわる行政機関や民間団体の代表で構成。市の総合的な交通安全対策などを協議する。会議では高齢者運転講習など市が実施する事業について意見を交わした。

 村上氏は、講演で道内や北見署管内の交通事故の状況を説明。それによると、昨年の北見署管内の人身事故は131件、死者5人、負傷者156人でいずれも前年に比べ増加した。

 人身事故の内訳は高齢運転者による事故が44件で全体の33・6%を占めた。また、子どもがからむ事故が31件で前年の6件から大幅に増加したほか、飲酒を伴う事故が3件(前年2件)発生した。

 死亡事故の5件はいずれも国道39号で発生しており、車対人の事故が3件、車両単独での路外逸脱が2件。

 村上氏は秋の全国交通安全運動(9月21~30日)に向け、歩行者事故防止や早めのライト点灯などの重点目標を説明。「年末に向けて1件でも交通事故を減らしたい」と呼びかけた。(柏)

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