子ども達に楽しく衛生について学んでもらう「食の安全見てみ隊、学び隊in北見」が8月31日、イオン北見店で行われた。市内の小学3~6年生とその保護者、12組26人が参加し、店の裏側を見学・体験して食品衛生などについて学んだ。
同見学・体験は2010年から道内各地で行われている。北見市では北見保健所が主催し、2012年以来、2回目の実施。
子ども達は、食品の安全や衛生管理の手法を総称したHACCP(ハサップ)をもとに、食品衛生について学ぶ講義をはじめ、正しい手洗い、野菜の袋詰め作業などを体験した。
精肉・鮮魚加工場や冷凍庫の見学では、普段見ることができないバックヤードの様子を見て歓声を上げた。
サケ1尾をさばく実演では、素早く豪快な包丁さばきに子ども達の目は釘付け。普段見慣れた切り身の姿になると「おいしそう!」「食べたいな」と笑顔で声を弾ませていた。
参加した女の子は「楽しかった!(手洗い体験は)きれいに洗ったつもりでも、手に汚れがたくさん残っていてびっくりした。これから気をつけて洗おうと思った」と、この日の体験を振り返った。(結)