道東4振興局(オホーツク、十勝、釧路、根室)は、2023年度の道東管内の観光客入込状況をまとめた。新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴う旅行機運の高まりやイベントの再開などを背景に、4振興局合計の年間入込客数は2888万600人で前年比11・7%増加した。また、外国人宿泊客数は33万5402人泊で同213・7%の大幅な増加となった。
観光客の内訳は、道外客が820万6700人(前年比20・6%増)、道内客が2067万3千人(同8・5%増)で道外客が大幅に増加した。構成比は道外客が34%、道内客が66%。
振興局別では十勝が1144万6100人(前年比11・2%増)、オホーツクが870万8600人(同7・8%増)、釧路が689万5400人(同11・4%増)、根室が183万500人(同40・3%増)。
観光入込客数の市町村ランキング上位は1位が釧路市(釧路)で418万2300人、2位が音更町(十勝)で248万400人、3位が帯広市(同)で245万300人、4位が網走市(オホーツク)で122万3900人、5位が北見市(同)で120万5600人。
外国人宿泊客の国・地域別宿泊客数のトップは台湾で13万9578人。次いで香港が4万8441人、中国が3万6266人、シンガポールが2万5495人、韓国が2万1354人。(柏)