より良い看板ってなんだろう

2024-10-02 掲載

(津別町/教育)

津別高生が北大生とデザインワークショップ

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 津別町内の看板をより良く、新しくしたいと、津別高校の生徒が9月26、27の2日間、「町内看板デザインワークショップ」に取り組んだ。26日は、北海道大学の学生団体HALCC(ハルク)の学生とともに、町内の看板を見て回った。

 津別高校は年間を通じ、高大連携事業としてハルクの学生が授業を行い、12月には2年生が成果発表会を予定している。

津別町からの要請受け課外活動として企画

 高大連携事業では、高校生の提言でチミケップ湖に看板が新設された実績がある。今回のワークショップは、津別町から「より良い看板を考えてほしい」と要請を受け、連携事業とは別に課外活動として企画。2年生6人、ハルクから9人が参加した。

 26日は、2班に分かれて放課後に高校を出発。木材工芸館やウッドリームなどの公共施設をはじめ、国道240号沿いにある案内看板を巡り、デザインと設置場所に重点を置いて視察した。

内容や順番、見やすさなど実物見て積極的に意見出し

 中心市街地の5差路では、観光名所や公共施設の名称と方向表示がずらりと並ぶ看板を確認。「情報量が多すぎる。観光客にとって公共施設の情報はいらないのでは」「方向を示す矢印の色が薄い。並べ方もなぜこの順番なのか疑問」などと積極的に意見を出していた。

 参加した2年生徒は「これまで看板を意識して見たことがありませんでしたが、きょうは客観的な気持ちで見ることができました」と話した。

 27日は、視察の結果を元に、看板のデザインを考えた。(浩)

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