北見医師会看護専門学校の2024年度宣誓式がこのほど、同校で行われた。本格的な臨床実習を控えた看護学科1年生15人があらためて看護の心を胸に刻み、自分の「目標」を見据えた。
宣誓式は、看護学科の1年生達が半年間の学びを振り返り、より明確な目標に向けて看護の道を踏み出せるようにと願いを込めて行われる。
はじめに「燈火の儀」が行われ、一人ひとりがろうそくに火を灯して整列。看護に対する姿勢や心構えなどが記された「ナイチンゲール誓詞」を斉唱した。
畠山克子副学校長は昨今の高齢化や感染症拡大などから医療従事者の役割・活動の重要性を語り、「社会からの要請と信頼に応えられる看護師になってください」と式辞。また、北見医師会の吉田茂夫会長、2年生代表の生徒が祝辞・励ましの言葉を贈った。
1年生代表の生徒は「何事にも感謝の気持ちを忘れず向上心を持ち続け、よりよい看護ができるよう日々努力することを誓います」と誓いの言葉を述べた。
1年生達は今後、病院や保育園など、様々な機関での臨床実習に臨み、患者や指導者・スタッフとの関わりなどから実践的な看護を学ぶ。(結)