津別町幸町地区コミュニティ施設のオープン式典が13日に施設で行われた。ドラッグストア大手のサツドラ津別店をはじめ、多目的コミュニティスペースなどで構成される施設。大手ドラッグストアが町内に進出するのは初めてで、買い物環境の充実が図られた。
施設は、議会棟跡地で、2021年に供用開始した役場庁舎、23年にオープンした大通地区コミュニティ施設(ウッドリーム)の間に位置。鉄骨平屋建、延床面積1303平方㍍で、町が総事業費6億1500万円をかけて建設した。
休憩やイベントなどで使えるスペースなど備え
翌14日にオープンしたサツドラ津別店がこのうち1070平方㍍を占める。多目的コミュニティスペースは104平方㍍で、休憩や小イベントなどでの利用を想定している。
このほか、指定管理者の北海道つべつまちづくり株式会社の管理事務所が入った。
佐藤多一町長は式典で「アンケートで町民の皆さんが一番求めていたのがドラッグストア。人口減少を止めるのは難しく、課題は買い物環境のほかにもたくさんあるが、前を向いて少しずつ改善したい」と述べた。
佐藤町長ら関係者が施設前でテープカットし、オープンを祝った(写真)。(浩)