置戸町の旧境野小学校にアトリエを構える北見の橋本高士さん(66)の絵画展が12月4日(水)から境野公民館でスタートする。同館を会場に絵画展が開かれるのは初めてで、町民にとっても身近にアートを楽しむ機会となりそうだ。
橋本さんは学生時代に油彩画を始めた。就職して創作から離れた時期もあったが、長女誕生を機に再開して以来、約30年にわたり絵を描き続けている。退職を機に今年3月から旧境野小で創作を楽しんでいる。
旧境野小をアトリエに活動 町民に見てもらえる機会がうれしい
絵画展は同公民館の中澤博之館長からの誘いをきっかけに実現。橋本さんはお気に入りのミュージシャンやマンガのキャラクターをはじめ、旅先で見た全国各地の風景、話題のスポーツ選手など、幅広いモチーフを透明感ある色彩で描いており、集会室や廊下、ロビーに50点余りを並べる。
橋本さんは「町民の方々に見てもらえる機会が持ててうれしいです。楽しんでいただければ」と話している。
会期は来年1月31日まで。(理)