津別ライオンズクラブ(伊藤泰広会長、17人)と津別町社会福祉協議会が4日、「自然災害発生時における災害ボランティアセンター支援に関する協定」を結んだ。
災害ボランティアセンターは、災害時にボランティアが活動する拠点。有事の際は、協議会と津別町が連携してセンターを立ち上げることになっている。
協定によりライオンズクラブは、センターに集まるボランティアの移動や活動のために必要な車両を提供。ボランティアに飲食物も提供する。クラブには建設業、鉄工業、薬局などさまざまな業種のメンバーがおり、専門性を生かして人的、物的を問わず支援を行う。
4日は役場庁舎で締結式が行われ、伊藤会長と協議会の山田英孝会長が協定書を交わした。伊藤会長は「物的、人的両面でお手伝いできればと思っています。防災訓練に参加するなど平常時からかかわっていきたい」とあいさつ。山田会長は「ボランティアが迅速に行動できるようになります」と締結に感謝した。(浩)