15日に滋賀県で開かれる全国中学校駅伝大会に出場する、美幌北中学校陸上部の選手たちが9日、美幌町の髙﨑利明副町長らを表敬訪問し、健闘を誓った。

　久保柑奈さん(3年)、反怖(たんぷ)ひよりさん(同)、細川瑠花さん(同)、上原穂香さん(同)、飯山旭さん(同)ら選手7人が訪問した。

　10月に十勝管内新得町で開かれた北海道大会で、5区間すべてで区間賞を取る快走で3連覇を達成。22年、23年に続いて全国の舞台に挑む。

　訪問では、選手を代表して久保さんが「このメンバーで走る最後の大会。最高の思い出になるようなレースをしてきたい」と抱負を述べた。

　顧問の大西大教諭によると、今冬は雪が少なく、現在まで屋外で練習ができている。「過去2年に比べ長い距離を走り、タイムも仕上がってきていると感じています」という。

　髙﨑副町長は「全国大会出場は美幌町民にとっても名誉なこと。体調に気をつけ、万全の状態で臨んで」と激励。現地で応援する予定の矢萩浩教育長は「仲間を信じてベストを尽くして」とエールを送った。

　選手たちは12日に出発。大会はBS日テレで中継される。(浩)