死亡交通事故が発生した美幌町豊岡の町道「旧豊岡線」の現場診断が11日に行われた。再発防止に向け、関係者が取り締まり強化などの方針を確認した。
事故は4日早朝に発生。トラックと軽乗用車が正面衝突し、軽乗用車の男性が亡くなった。原因は分かっていない。現場はゆるやかなカーブで、発生当時、路面は一部、凍結していたとみられる。
診断には美幌警察署、道警北見方面本部の警察官、美幌町役場、美幌地区交通安全協会の職員らが参加。旧豊岡線は、通勤、通学時間帯を中心に交通量が多いことなどから、警察がこの時間帯のパトロールを強化するほか、可搬式(移動式)オービスによる取り締まりを実施する方針を示した。
町はスピード抑制を呼びかける看板の設置や、スリップ抑制のため砂利を散布するとした。(浩)