常呂高校の存続を目指す「まちと常呂高校未来プロジェクト」(田渕収一代表)は18日、2回目の住民集会を北見市常呂町多目的研修センターで開催。住民ら約40人が参加し、魅力ある高校づくりに向けて意見を出し合った。
地理的状況などで再編が困難な同校は、道教委の地域連携校に位置付けられている。地域連携校は従来、1年生の数(5月1日時点)が2年連続で10人未満の場合、再編整備(募集停止)とされており、同校や地域住民はこれに沿って生徒確保に取り組んできた。しかし今年8月、道教委が2年連続20人未満で再編整備の可能性があるとした。
同校の入学者は昨年度が6人、今年度が10人で近年は10人前後で推移。危機感を抱いた地域住民や保護者らは10月、同プロジェクトを発足。市長や議長への要望書提出、書面やウェブでの署名、募金・寄付金など高校存続に向けて活動を開始した。
カーリングや遺跡生かした教育など
魅力ある高校づくりへ意見交換
活動報告を兼ねたこの日の住民集会では、田渕代表が12月17日現在5304人分の署名が集まったことなどを報告。意見交換会ではカーリングやeスポーツ、遺跡を生かした教育、既存の施設を活用した宿泊場所や高校生が余暇を過ごす場所の確保、ユーチューブでの情報発信など様々な意見が出された。
同プロジェクトは来年1月に道教委に存続の要望書を提出する予定で、田渕代表は「皆さんの貴重な意見をふまえ、今後も活動を進めていきたい」と語った。(柏)