建て替えにより2019年4月にオープンし、初年度の利用者数は5万244人を記録。翌年度以降はコロナ禍の影響で3万2千人台まで減少したが、昨年度は4万2950人と利用が戻っている。
最近は週3回、申し込み不要で気ままに参加できるグループレッスンや体の状態をカウンセリングし、その人に合ったトレーニングメニューを無料で考案する健康づくりサポートが人気で、これまで利用の少なかった高齢者が体力アップやリハビリを目的に参加する姿も増えている。人気について同センターは「1回きりでなく継続的に見守ってくれるトレーナーの存在が大きいのでは」と話す。
また、運動に馴染みのない人でも気軽に利用できる環境づくりの一環としてキッズルームの遊具を充実させたことで親子の姿も増えつつあるという。
今後は幼児や高齢者がより一層気軽にスポーツに親しめるよう、周知やきっかけづくりに力を入れていきたいとしている。
さきごろ開かれたサッカー教室には訓子府と北見の小学生19人が参加し、北海道コンサドーレ札幌の元選手、河合竜二さんからの手ほどきに目を輝かせた。「軸足はパスをする相手の方に向けて」「蹴り足はボールを押し出すイメージで」などのアドバイスを参考にパスの練習やミニゲームを行った。河合さんは「目標をもって努力を続けることを大事にしてください」と参加者にメッセージを送った。
11日に五輪メダリストの陸上教室
19日にはスポーツフェスタも
記念事業は11日(土)と19日(日)にも開催。11日は北京五輪男子400㍍リレー銀メダリストの髙平慎士さんが講師を務める「陸上教室」。19日はスポーツ体験と縁日が楽しめる「くんねっぷスポーツフェスタ」が開かれる。 (理)