美幌町相撲スポーツ少年団、津別相撲少年団などの小学生3人でつくる「北海道SC(すもうクラブ)」が、このほど青森県弘前市で開かれた第2回若の里杯相撲大会高学年団体戦で3位に入賞した。単独で出場した美幌町相撲スポーツ少年団もベスト8に入る健闘を見せた。
高学年団体戦は北海道、東北などから15チームが出場した。
北海道SCは、先鋒の佐藤尊吏くん(苫小牧糸井小5年)、中堅の池田湊くん(津別小6年)、大将の中武誠一郎くん(美幌小5年)の3人。予選リーグを3勝0敗の1位で通過した。
8チームの決勝トーナメントでは、1回戦で美幌町の少年団との対決を3勝0敗で制したが、準決勝で青森県のチームに1―2で敗れた。
予選、決勝5試合で全勝した池田くんは「強豪チームに勝ち、3位に入ることができてうれしい。仲間のお陰です」と喜んだ。
美幌町の少年団は先鋒の梅田桜佑くん(美幌小5年)、永澤慶樹くん(同)、佐藤煌晟くん(同)の3人。永澤くんは「初めて出た大きな大会で勝ち星を挙げられてうれしいです」と話した。
両チームの監督を務める白尾聡さん(41)は「全国優勝や入賞をするチームがたくさん出場する中で、良い内容の取組ができました。これからも期待したい」と選手たちの努力をたたえた。 (浩)