
24年度上期は観光イベントが天候に恵まれたほか、円安による好調なインバウンドなどにより入込数が増加。コロナ禍前の19年度の604万3千人に迫っている。
入込数の内訳は、道外客が210万4400人で前年同期比7・4%増、道内客が367万6500人で同2・9%減と、道外客の増加が目立った。
月別の入込数は8月の148万3300人が最も多く、同8・6%増加。次いで7月が112万400人(同5・2%減)、9月が105万8千人(同9・5%増)となった。
市町村別の入込数上位は大空町が83万3千人で前年に続き1位。2位は北見市で74万3500人、3位が網走市で69万4500人、4位が斜里町で64万1200人、5位が遠軽町で60万7200人。
訪日外国人宿泊客数(延数)は7万1622人で同40・9%増加。アジア圏の観光客が大幅に伸び、コロナ禍前の19年度の7万655人を1・4%上回った。
国・地域別のトップは台湾で2万649人と前年比53・5%の大幅な増加。2位は香港で1万3138人、中国が8976人、シンガポールが6893人、韓国が4853人。 (柏)