救急出動6954件

2025-02-06 掲載

(北見市/社会)

北見地区消防組合、2024年の状況まとめ

前年比104件減
急病が7割…「不搬送」は309件

 北見地区消防組合消防本部は2024年(1~12月)の同組合管内(北見市、置戸町、訓子府町)の救急出動状況をまとめた。1年間の出動件数は6954件で前年比104件減少した。

 出動の内訳は「急病」が4663件(前年比130件減少)で全体の7割を占めた。出動したが、何らかの理由で搬送しない「不搬送」はこのうち309件で6・6%に上った。

 次いで「一般負傷」が886件(同46件減)、「転院搬送」が629件(同82件増)、「交通事故」が279件(同2件減)、「労働災害」が75件(同14件減)など。

 地域別では北見市北見自治区が5618件で全体の8割を占め、次いで留辺蘂自治区410件、端野自治区342件、訓子府町259件、常呂自治区182件、置戸町143件。

 同組合管内の救急出動は高齢化の進行に比例して長期間では増加傾向が続く。19年に6030件と初めて6千件の大台を突破。20、21年はコロナ禍での利用控えや健康意識の高まりなどで5千件台に下がったが、22、23年は再び増加に転じ、23年は7058件と7千件を超えた。 (柏)

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