全国共済農業共同組合連合会(JA共済)北海道本部が11月26日、北見地区消防組合消防署訓子府支署に高規格救急車1台を寄贈した。受納式が同日、支署で行われた。
JA共済の地域貢献事業。組合は1990年と2011年にもJA共済から寄贈を受けており、3回目。町では近年、救急出動が増加傾向にあるのに加え、病院への搬送距離が長いことから、短期間で基準走行距離(10万㌔)を超過。車両の更新が待たれていた。
贈呈された救急車は最新の機能を搭載。組合初「電動ストレッチャー」は、重い担架もボタンひとつで傷病者を持ち上げ、収納することができる。
このほか、長距離搬送中の安定した胸骨圧迫をサポートする「自動心臓マッサージ器」なども備える。
森谷清和副町長は「町の救急体制がより強化されます」と感謝した。(結)