北見小泉小学校3年生がこのほど、北見市春光町にある地域の高齢者クラブ「春光クラブ」を訪れ、ゲームなどでお年寄りと交流した。
総合的な学習の時間の授業の一環として毎年続いている行事。今年は3年生の2クラスがそれぞれ訪問した。
3年1組の34人は、昔話を聞く班とゲームをする班に分かれ、グループごとに交代で取り組んだ。
ゲームはクラブで取り組んでいるスロットボールと輪投げ。スティックでボールを打って番号の付いた穴に入れるスロットボールでは、「惜しい!」「すごい!」など、子ども達から楽し気な歓声が響いた。
また、昔の暮らしをテーマに、子ども達が考えてきたことを聞く話し合いでは、乗り物や食べ物などについて質問。お年寄りから電気がなかったことや、乗り物は馬だったことなどを知ると、驚きの声があがった。
女子児童は「楽しかったです。昔の遊びは今の遊びより面白いと思いました」と笑顔。子ども達を見送った会長ら会員は「みんなとても素直。質問もするどくて、答えられないこともありました」とうれしそうに話していた。 (菊)