
大空町内でピアノを学ぶ三崎伸二郎くん(網走潮見小2年)が、1月に神奈川県で開かれた第26回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA全国大会ソロ部門(小学1・2年生部門)で銅賞を受賞した。全国大会の入賞者が進めるアジア大会にも出場し、入賞はならなかったが「次は入賞したい」とさらなる上達を誓っている。
三崎くんは昨年11月に札幌市で開かれた地区大会で金賞を受賞し、全国に駒を進めた。全国ではショパンの「ポロネーズト短調」を演奏。毎日1時間半の練習を積み重ねた結果に「ちょっとミスもあったけれど、たくさん練習したから銅賞がとれたと思います。アジア大会にも出場できてうれしい」と笑顔を見せた。
本番は緊張がつきものだが、平常心で臨めたという。「たくさん練習した分、審査員の先生に、成果を聞いてもらえるのがうれしくて、『早く弾きたい』って感じでした」と振り返る。
全国では金か銀を
三崎くんを指導する山崎ゆみ子さん(55)は「丁寧な演奏でした。何より演奏直後に感想を聞いてくる心構えがすばらしい」と姿勢をたたえる。
三崎くんは「次に全国に出る時は、銀賞か金賞を取りたい。アジアでも入賞したい」と向上心をのぞかせた。 (浩)