置戸町の公民館講座「生活に役立つロープワーク講座」が8日、同町中央公民館で開かれた。基本の結び方から、知っておくと便利な応用の結び方まで楽しく学んだ。
アウトドアに親しむ町内の青島弘明さんと山崎且大さんが講師を務め、基本中の基本という「本結び」から指導。参加した11人の町民は「簡単そうだが間違いやすい」と繰り返し練習し、簡単にはほどけないという応用の「外科結び」にも挑戦した(AR動画=右記コード)。
「蝶々結び」は馴染みのある結び方だが、「けっこう縦結びになってしまっている人を見掛ける」と青島さん。「靴紐がきれいな蝶々の姿になっている人は、子どもの頃に親御さんがきちんと結び方を教えてくれたんだと思います。美しさもロープワークの大事な要素です」と話した。
「右手を上に」「下から通して」と指導を受けた参加者は「頭の中がこんがらかって」と四苦八苦。せんべいの袋を閉じる時に役立つという「巻き結び」や、新聞を束ねる時に役立つという「雑誌結び」などを熱心に教わっていた。 (寒)
