オホーツク造園組合(北海道造園組合連合会オホーツク支部)は12日、北見市内の夕陽ヶ丘なかよし公園でエゾヤマザクラなどの剪定作業を行い、樹勢回復を助けた。
同連合会が例年実施する樹木治療ボランティア事業の一環。サクラに多く発生する伝染病「てんぐ巣病」の感染拡大を防ぐことを目的に実施しており、サクラ以外の樹種についても必要な手入れを行っている。
この日は、加盟事業所7社から約30人が参加。幹の腐食や立ち枯れたエゾヤマザクラやナナカマドなど7本を伐採したほか、枝が込み合った樹木32本を手際よく剪定するなど、職人達が造園技術を生かして地域の環境美化に努めた。
作業を見守っていた夕陽ヶ丘町内会の会長は「木にカラスが営巣したりと、気になっていた樹木を手入れしてもらえてありがたい」と話していた。 (理)
