訓子府町内で活動する「オニオン吹奏楽団」の第20回定期演奏会が22日(土)午後6時半から町公民館で開かれる。20回目の特別企画として町民有志でつくる劇団「訓子府座」とのコラボなど、例年以上に楽しめるプログラムを用意しており、本番を前に団員達が練習に励んでいる。
高校生から60代まで約35人が所属。2002年の発足当初は町民のみだったが、現在は北見や置戸など町外の団員も多い。コンクールには出場せず、定演や町内のまつりで演奏を披露するローカルなスタイルで多くの町民に愛されている。
当日は3部構成で1部は吹奏楽ステージ、2部は訓子府座とのコラボ、3部はアニメや映画、CMで使われたポピュラー音楽が中心。訓子府座とのコラボでは人気アニメを題材に楽団内で起きる事件の謎を解き明かすストーリーに演奏を交えて観客を楽しませる。指揮は常任指揮者の熊谷正人さんほか客員指揮者の村上天さん、団員の水留亮さんが務める。
渕野悟団長(57)は「子どもからお年寄りまで楽しんでもらえるステージです。ぜひお越しください」と呼び掛けている。入場料は500円(大人・学生同額)。 (理)