同じく合同入社式で「社会人が心がけるお金の話」をテーマに、講師に招かれた北見信用金庫地域金融支援部の岡村勝英部長が、お金の使い方や借り方、保証人や特殊詐欺などについて講話した。
最初に、社会人になると保有しやすくなる各種カードの違いについてふれ、「お金を借りることができるが、夢のような話ではなく、必ず返さなければならない。そのようなことはこれまでの人生で教わってないのでは」と案じた。
「給料の中から払えるだけの借り入れで、相応の生活を」とアドバイスし、「仕事面では期待される以上のことを返し、いただいた給料の使い方で豊かな人生を」と激励した。
保証人になる判断のほか「口座を貸したり、通帳やカードを売ったり、犯罪に巻き込まれないで」と複雑になる最近の特殊詐欺への注意も促した。 (寒)