合同入社式に出席した新入社員に向け、北海道中小企業家同友会オホーツク支部会員の北都板金工業㈱(本社・北見市北央町)取締役専務兼工務統括・髙橋裕順さんが「社会人としての心構え」と題して講演した。
「失敗を失敗で終わらせない。失敗してもチャンスはある」と髙橋さん。社会人生活は「反省と改善の繰り返しだ」と人生の先輩として語り掛け、「能力やキャリアを向上させ、自分なりのオリジナリティを創り出して」とアドバイスした。
「会社に迷惑を掛け、たくさん失敗して私が学んだことは」と想像させ「それは、人生なんとかやっていけるということです」と張り詰めた表情の新入社員達の緊張をほぐした。
そして「気を楽に。まだ一歩目です。あなた達には伸びしろしかない」と優しくも印象に残る髙橋流の言葉でエールを送った。 (寒)