北見商工会議所は2024年度第4四半期(2025年1~3月)の景気動向調査の結果をまとめた。全体の景況は前年同期に比べ1・1ポイント改善した。
北見市内の企業110社が回答。集計結果は、好転割合から悪化割合を差し引くDI値(景気動向指数)で表している。
全体の業況は昨年に比べ「好転した」とする企業が24・8%、「悪化した」とする企業が41・3%でDI値はマイナス16・5。前年同期(マイナス17・6)に比べ1・1ポイント改善した。
業種別売上高は、小売業が前年同期比26・8ポイント、サービス業が同20・8ポイント、建設業が同17・5ポイント、製造業が同9・6ポイント、卸売業が同1・9ポイントそれぞれ改善した。
経営上の問題点は1位が「諸経費増」、2位が「人件費増」、3位が「人材不足」で、これらが慢性的な地域課題となっている。