美幌消防団が最高栄誉「まとい」

2025-05-15 掲載

(美幌町/社会)

日本消防協会から受賞

17日に祝賀会

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美幌消防団が受けた「まとい」と表彰状

 美幌消防団(柴山淳一団長、団員71人)が、日本消防協会から最高栄誉の特別表彰「まとい」を受賞した。長年にわたり、火災や災害時の献身的な活動を続けていることなどが高く評価された。17日(土)にJAびほろ2階大ホールで祝賀会が開かれる。

 このほど東京都で開かれた第77回日本消防協会定例表彰式に柴山団長が出席した。まといを受けたのは全国で10消防団で、道内では美幌が唯一だった。

 戦後の1947(昭和22)年に警防団から消防団に名称を改称。日本消防協会から、53年と55年に竿頭綬、63年に表彰旗を受けた。2018(平成30)年には北海道消防操法訓練大会で優勝し、全国消防操法大会に出場。20年には消防庁長官から表彰旗を受けた。

 月2回の訓練を続け、春と秋には消防演習を実施。歳末などの警戒、ジュニア消防フェスティバルへの協力など啓発にも力を注いでいる。

 柴山団長は「これまでかかわった団員や署員の皆さんの努力のお陰。『自分たちのまちは自分たちで守る』という気持ちで今後も活動したい」と話している。

 今回受けたまといは、祝賀会場はもちろん、今後、役場庁舎や町民会館にも展示を予定している。 (浩)

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