ただいま!思い出に残る旅に

2025-06-06 掲載

(北見市/社会)

北見の「仲良しこよし会」の仲間たち

九州までのツーリングから帰北
走行距離3600km…安全な旅は「北見神社のご利益」

 == 株式会社伝書鳩|経済の伝書鳩|北見・網走・オホーツクのフリーペーパー ==

 平均年齢約70歳のおじさんライダー達が、9台の大型バイクにまたがり、九州への全国ツーリングから5月31日、無事北見に帰った。「ただいま。思い出に残るいい旅でした」と長旅を振り返っている。

 20年来の友人らでつくる仲良しこよし会のバイク仲間。お伴は1800CCのホンダゴールドウイングとハーレーダビッドソンをカスタマイズしたいずれも世界に1台だけの愛車。

 これまで琵琶湖や京都、四国に行く旅を毎年実施している。4回目の今年は日本列島最南端の九州・鹿児島をめざす11泊12日の旅。

 5月20日午前9時、北見神社の安全祈願を受けて出発。小樽からフェリーで新潟に向かい、日本海側を進んだ。道中1日だけ土砂降りの雨に見舞われたが、ほぼ晴天。「83歳と最年長の伊藤博義会長が元気で、先頭でぐんぐん引っ張ってくれた」

 九州に上陸するとさすがに暑かったが海風に涼みながら一路鹿児島へ。目的の指宿市に到着すると、名物の砂風呂で疲れを癒し、ひとときくつろいだ。

 行く先々で「遠くからよく来たね」と声を掛けられ、海外の旅行客から写真を撮られた。フェリーに乗り大阪で下船後、帰途は太平洋側を走る。走行距離約3600㌔。道中、土地の人の温かな心づかいにふれることもできた。安全で良い旅になったのは「北見神社のご利益」とメンバー達。

「来年はどこに」青春時代は続く

 子育てが終わってから念願の大型バイクを購入したメンバーもいて「来年はどこに行こうか」とあれこれ計画する時間から旅が始まっている。顧問の鍋嶋稔さん(69)は「みんな心配してくれて。無事帰って来ました。今が一番楽しい。青春時代です」と日焼けした顔で報告した。 (寒)

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