20年来のバイク仲間でつくる「仲良しこよし会」が20日、遠出のツーリングに出発した。東北一周の旅に始まり一昨年は関西、昨年は四国に遠征。今年は九州まで足を延ばす計画だ。83歳の伊藤博義会長らレジェンドライダー達は「めざせ鹿児島」を合言葉に、少年のような目を輝かせ、低い排気音を残して北見をスタートしていった。
今年は2台増の9台で
北見神社で安全祈願も
北見神社で安全祈願を行い、村井一介宮司から「道中の安全と実りある旅を祈願します」とおはらいを受けた。
2台増え、今年は9台に。初参加の70歳代の男性は「このバイクにしてから事故を起こさなくなった」と愛車のホンダゴールドウイングで参加。世話役の鍋嶋稔さんは前輪の2本のタイヤが目立つ豪華な超大型バイクで参上。今年も道中の注目を浴びそうだ。
伊藤会長「安全運転で行ってきます」
フェリーで新潟に降り、日本海側を走って中国地方から九州に上陸。長崎、熊本を経て鹿児島で折り返す。帰途は大阪から太平洋側を走って帰る12日間、ほぼ全国一周約3800㌔の旅。伊藤会長は「みんなで走り、行く先々でおいしいものを食べるのが楽しみ。安全運転で行ってきます」とブルルルンと出発した(AR動画)。 (寒)
