北見市は、水道料金と下水道使用料の改定に関する市上下水道審議会の答申内容を市議会建設上下水道常任委員会に報告した。答申では、水道料金は現行から13・4%、下水道使用料は3・61%の引き上げが適当としている。
同審議会では、上下水道事業の赤字転落を回避しつつ現行サービスを維持し、老朽施設の更新に備えるために最低限必要な改定率を採用した。このほか市に対し「改定の必要性を丁寧に周知すること」や「経営の合理化や効率化を一層進めること」などを求めている。
この日の委員会では、一般家庭の料金試算について質問。市上下水道局は、1カ月に20㌧使用する家庭(3~4人)の場合、1カ月の水道料金は現行の4716円が5348円(632円増)に、下水道使用料は現行の3620円が3749円(129円増)に値上がり。上下水道合わせると8336円が9097円(761円増)になると説明した。 (柏)