
高校総体(インターハイ)の競泳競技に女子400㍍と800㍍自由形で出場する北見藤高校の髙橋結衣さん(2年)が5日、同校の堀俊一校長らと市教委を訪れ、北見市の佐々木賢一教育長らに抱負を述べた。また陸上競技に出場した工藤龍祈さん(1年)が結果を報告した。
髙橋さんは、昨年は女子200㍍と400㍍の個人メドレーでインターハイに出場した。今年は自由形に種目転向すると全道大会の女子800㍍自由形で一度も先頭を譲ることなく1位でゴール。市民温水プールで練習するほか「長水路を求めて帯広のプールまで自己練習に通うなど努力している」と紹介された。
「今年は種目もプールも違うので感覚をつかんでベストを出せるよう頑張る」と述べ、佐々木教育長は「道の代表として最後のひとかきまで頑張って」とエールを送った。
一方、工藤さんはすでに7月25日から広島市で行われた陸上のインターハイに男子砲丸投げで出場。「1年生ながら全道2位での出場」と紹介され、本人は「全国大会に出場してくる人は体が大きく、私は小さいほう。体づくりから見直さないといけないと思った」と報告。そして「上手な投法の人の動きを見られたのが大きい。来年は上を狙いたい」と気持ちも新たに述べ、佐々木教育長は「まだまだ伸びるはず、良い結果報告を待ってます」とねぎらった。 (寒)