
10月の全道中学駅伝で優勝した北見高栄中
北海道代表として、北見高栄中学校陸上部の男子長距離部が全国中学駅伝(14日・滋賀県野洲市)に出場する。
10月に新得町で開かれた北海道中学駅伝男子1部(6区間各3㌔)には35校が参加。
高栄中の1走は期待の支倉麻尋選手(2年)。「リズム良く走れた」とトップと14秒差の6位で2走の成ケ澤隼人選手(3年)へ。エースの成ケ澤選手は5人を抜く、区間賞でトップタイに上がる。
3走の萩谷大雅選手(同)、4走の谷澤星南選手(2年)も区間2~3位の好走でトップを守り、5走の加藤仁人選手(同)は「一旦前に出られたが、これを利用しついていく」作戦でラスト400㍍でスパート。最終・髙橋銀志選手(3年)は両足をテーピングして出走。「最後は足がつりそうでした」と気持ちのこもった走りで真っ先にゴールを駆け抜けた。ゴール後に「1年生のときは一番遅い選手でした」と目を潤ませ「創部2年目でここまでこられたのは監督の谷川亮太先生のおかげです」と感謝した。
チームキャプテンの成ケ澤選手は「つらい時こそ、みんなで励まし合って乗り越えてきた」と成長を語り、全国大会では「北海道代表としていい走りを」と意気込んだ。 (寒)