
地域の子ども達を対象とした「東相内夏休み木工教室」が今年も北見市東相内町の木工団地内にある、北見木工協同組合で開かれた。若手木工技能者の手ほどきを受け、家具づくりの一端にふれた。
東相内連合町内会みらいの会・地場産業部会が主催。講師を務めた北見木工青年部会の20~30歳代の職人達から、木のパーツを少しずつ形にしていくワクワク感を教わった。
それぞれが選んだスツール、カップボード、ふた付きボックスの製作にチャレンジ。曲げじゃくで寸法を測り、金づちで釘を打ち、曲がってしまったら釘抜きで引き抜いた。
参加児童は「ドリルでねじ止めするのが面白い」と、インパクトドリルを巧みに操っていた。スツールを組み立て、最後にサンドペーパーでていねいに面取り仕上げをした児童は「宝物にします」と大事そうに持ち帰った。
共催した同組合の中橋孝章理事長は「ものづくりの魅力が伝われば」と今後も開催していきたい考えを語った。 (寒)


