
置戸町とコンビニエンスストア「セイコーマート」を展開する株式会社セコマが18日、「まちづくり連携に関する協定」を締結した。産官相互の連携と協力を基盤に、相互の機能を効果的に発揮することでまちの一層の発展を目指す。
協定では①地域ブランドの向上と産業振興への協力②地域の笑顔を守る安全・安心なまちづくり③持続可能な社会を実現するために環境に配慮したまちづくり④次世代の子どもたちの成長を応援するまちづくり⑤地域との連携を深めた活気あふれるまちづくりなどが盛り込まれている。セコマがオホーツク管内の自治体と同協定を締結するのは4例目。
町役場で行われた締結式で、深川正美町長は「新たな可能性を見出しながら、この町で暮らし続けていけるまちづくりに貢献していただければ」と挨拶。セコマの赤尾洋昭社長は「当社の資源を利用して町や町民の課題解決のお手伝いをしていきたい」と述べた。
合わせて「災害時における応急生活物資の供給等に関する協定」も同日、締結。災害発生時に町の要請に基づき、セコマが生活物資の供給、配送に協力することで住民生活の早期安定を図る。 (理)