北見の写真愛好家5人による「第5回フォト五人展」が、北見市内のNHK北見放送局内ぎゃらりーで開かれている。市内の風景など、それぞれの視点で撮影した30点を展示している。6日まで(最終日は午後2時まで)。

　出品しているのは代表の塩浜郁夫さん、木村勝さん、矢萩寛行さん、澤野玲子さんと新たに野村浩一さんを加えた5人。

　市内中の島公園や野付牛公園といった身近な風景から、愛媛、和歌山、アメリカなど、さまざまな場所で撮影した作品が並ぶ。

　今回は作品に加え、テーマを決めてそれぞれ自由にパネルに作品をレイアウトした展示にも挑戦。カワセミやシマエナガといった野鳥の写真42枚を集めた野村さんの「彩の翼、四十二の命」、福島県と新潟県を結ぶ鉄道路線「只見線」の橋梁にスポットをあてた矢萩さんの「只見線アラカルト」など、それぞれの個性がより感じられる見応えのある作品が並ぶ。

　塩浜代表は「趣向を凝らしテーマを決めた展示もしてみました。それぞれの個性的な写真を見てもらいたいです」と話している。　(菊)