
沖縄県北部の12自治体の副首長と、観光協会の担当者ら28人が22日、道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠を視察に訪れた。観光地域づくり法人(DMO)設立に向け、観光拠点施設の運営方法などに理解を深めた。
訪れたのは、名護市を中核とする北部広域市町村圏事務組合の一行。組合は現在、圏域でDMOの設立準備を進めており、2泊3日の日程で来町した。道東のDMOを視察した後、美幌峠を訪れた。
峠レストハウスの運営を担う株式会社TAISHIの菅野剛社長が、施設のブランディングから、商品の説明書き(POP)に至るまで大小の取り組み経過を紹介した。
組合北部振興対策室の金城圭室長は「地域の食材、産品を大切にしている姿勢を感じました」、名護市の金城秀郎副市長は「人の動線から商品の陳列まで考えられており、持ち帰りたい」と感想を述べた。 (浩)