
遊びを通して子どもの育ちを感じる、北見のぞみ幼稚園の「オープンのぞみDay」が23、24日に行われた。3~5歳児がクラスごとに手作りのライブやお化け屋敷などを用意し、訪れた保護者らとともにみんなで遊ぶ喜びや楽しさを味わった。
保護者や地域住民に日ごろの保育を見てもらおうと初めて実施。これまでの〝見せる〟発表会から趣向を変え、保育の中から生まれた子ども達主体の「遊び」を一緒に楽しみながら子どもの育ちを共有する時間にした。
この日のために3歳児は「お店屋さんごっこ」、4歳児は「おばけ屋敷」、5歳児はステージで歌などを披露する「すみれライブ」を準備。いずれも園児達の興味や好奇心、「やってみたい」という気持ちを形にしたもので、園児同士で話し合い、協力し合って作り上げてきたという。
5歳児はライブで使う衣装や小道具、ステージの背景を手作りし、ノリノリでダンスを披露したり、ソロやバンド形式で自慢の歌を披露した。折り紙のペンライトを配布したり、場を華やかにさせる紙吹雪の演出を取り入れるなどの工夫がされ、観客も一緒に盛り上がった。
ライブを終えた佐々木紡希(つむぎ)ちゃんは「みんなの顔を見て大きな声で歌って楽しかった」と話した。 (理)