美幌陸上クラブ(後藤秀人代表)に所属する中学生が、このほど旭川市で開かれた北海道中学校新人陸上競技大会の個人8種目、リレー2種目で8位以内の入賞を果たした。
本年度の公式大会で標準記録をクリアしたクラブの1、2年生17人が出場した。
男子は土屋真成斗くん(美幌中1年)が1年100㍍を11秒84で優勝し、200㍍で4位に入った。腕を大きく振り、足の回転を速くする練習に取り組んだといい「成果が実ってうれしい。まず11秒台前半を目指してこれからも頑張ります」と笑顔を見せた。
曽我奏斗くん(大空東藻琴中2年)が400㍍で6位、200㍍で8位。新宮蓮くん(小清水中2年)、曽我くん、鯛治大登くん(美幌北中2年)、土屋くんで臨んだ4×100㍍リレーは45秒97で2位に入った。鯛治くんは「2位はくやしいけれど、昨年は出場できなかったことを考えると良かったです。来年は43秒台で北海道記録を狙いたい」と話した。
女子は早川莉心さん(大空東藻琴中2年)、田中杏心さん(美幌北中2年)、影山大瀬さん(同1年)、長谷川蓮奈さん(同2年)で臨んだ4×100㍍リレーで2位。記録は51秒84で、優勝した芽室中(十勝)とは0秒18の僅差だった。田中さんは「予選は1位で通過したので、うれしい気持ちとくやしい気持ち。全力を出し切れたのは良かった。個人の走力を上げ、バトンの受け渡しを磨きたいです」とチーム力向上を誓った。
個人では、早川さんが走高跳で3位、長谷川さんが200㍍で4位。田中さんが走幅跳で4位、2年100㍍で6位に入賞した。 (浩)
