インフルエンザにかかったら?

2025-12-01 掲載

(その他/社会)

厚労省Q&Aより
十分な睡眠と休養を

 オホーツク地方でも感染が拡大するインフルエンザ。今回は厚生労働省のウェブサイト「インフルエンザQ&A」から、インフルエンザに罹患した場合の対応について紹介します。

小児・未成年者は1人にしない
周りにうつさない配慮も

Q インフルエンザにかかったかもしれないのですが、どうすればよいのですか?

A ①人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場等に行かないようにしましょう。

②咳やくしゃみ等の症状のある時は、家族や周りの方へうつさないように、飛沫感染対策としての咳エチケットを徹底しましょう。

 インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。

 たとえ感染者であっても、全く症状のない(不顕性感染)例や、感冒様症状のみでインフルエンザウイルスに感染していることを本人も周囲も気が付かない軽症の例も少なくありません。したがって、周囲の人にうつさないよう、インフルエンザの飛沫感染対策としては、

・普段から皆が咳エチケットを心がけ、咳やくしゃみを他の人に向けて発しないこと

・咳やくしゃみが出ているときはできるだけ不織布製マスクをすること。とっさの咳やくしゃみの際にマスクがない場合は、ティッシュや腕の内側などで口と鼻を覆い、顔を他の人に向けないこと

・鼻汁、痰などを含んだティッシュはすぐにゴミ箱に捨て、手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うことなどを守ることを心がけてください。

③安静にして、休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。

④水分を十分に補給しましょう。お茶でもスープでも飲みたいもので結構です。

⑤高熱が続く、呼吸が苦しい、意識状態がおかしいなど具合が悪ければ早めに医療機関を受診しましょう。

 また、小児、未成年者では、インフルエンザの罹患により、急に走り出す、部屋から飛び出そうとする、ウロウロと歩き回る等の異常行動を起こすことがあります。自宅で療養する場合、インフルエンザと診断され治療が開始された後、少なくとも2日間は、小児・未成年者が一人にならないなどの配慮が必要です。

※不織布製マスクとは

 不織布とは「織っていない布」という意味です。繊維あるいは糸等を織ったりせず、熱や化学的な作用によって接着させて布にしたもので、これを用いたマスクを不織布製マスクと言います。

キーワード

  • インフルエンザ

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