
国税庁と全国納税貯蓄組合連合会が募集した「中学生の『税についての作文』」コンテストで、置戸中学校(岸澄美子校長)は尾崎カンナさん(3年)の作品が札幌国税局長賞に選ばれるなど計4人の作品が入選を果たした。表彰式が11月21日、同校で行われた。
次代を担う中学生に学校や家庭での身近な体験を通じて、税に関心を持ってもらおうと毎年開催している。札幌国税局管内では今年度、3503編の応募があった。
同校では、3年生が夏休みの課題で作文に取り組んだ。尾崎さんをはじめ、いずれも3年生の菅野恵介くんが北見税務署長賞、菅原陽咲さんと渡邊玲美さんが北見地区納税貯蓄組合連合会会長賞を受賞した。
北見税務署の笹原裕次署長、北見地区納税貯蓄組合連合会の丸茂紳司会長らが同校を訪れ、4人にそれぞれ賞状などを渡した。
表彰を受け4人は「作文をつくるために税について勉強することで、税のことをもっと知ることができました」などと感想を述べた。
今年度の募集では北見南中学校の鈴木悠人くん(3年)も北海道納税貯蓄組合連合会会長賞を受賞している。