朝から青空が広がった10日、街路樹などの木々の枝が雪や氷で白く縁取られ、北見市内の見慣れた通りや公園は、いつもと違う美しい景色に包まれた。
この日は上空に流れ込んだ寒気と放射冷却現象の影響で、最低気温がマイナス15・5度まで冷え込んだ。8日に湿り気のある雪が降り、9日も日中の気温が上がらなかったことから、木の枝や道路フェンスなどに見られた着雪や着氷が10日になってもそのまま残され、幻想的な光景を生み出した。
市本町から西富町まで続く石北大通では、木々が全体が白く染まり、ガラス細工のようにきらめく様子が、ウオーキング中の市民の目を楽しませていた。 (理)
