14日の夜から15日にかけて、北海道内は暴風雪に見舞われ、道東地方でも広範囲で停電が発生した。もしものとき、私たちは適切な行動を取れていただろうか。連載2回目は「北見市防災いつでもノート」から「暴風雪編・車立ち往生」を紹介する。
暴風雪の中、車が立ち往生したらどうすればいいのか。まず、ハザードランプを点灯し、停止表示板などで車が目立つようにする。その上で、ロードサービスや近くの人家に救助を依頼し、避難できる場所や人家がない場合は、消防や警察に連絡する。
車が埋まった時は、原則としてエンジンを切る。防寒などでやむを得ずエンジンをかける場合は、マフラー周辺をこまめに除雪し、窓を開けて換気することが重要だ。
万が一に備えて車には、飲料水や非常食、防寒着、毛布、長靴、手袋、スコップ、けん引ロープなど用意しておくと安心だ(備蓄品の詳細は次回号で詳しく紹介する)。
外出するときは気象情報を確認し、暴風雪の予報が出ている場合は、できるだけ外出を控えるのが望ましい。次回は「暴風雪編・備蓄品」を紹介する予定だ。(知)
