特長伸ばしまちの活力に
■町内会や商店街
桂陽高校は、普通科と商業科、事務情報科がある。近年は、「課題研究」や「総合的な探求学習」を通じて、地域や住民生活などに主眼を置いた学習に力を入れている。
例えば、町内などと連携したお祭りの企画・運営、福祉に視点を置いた高齢者との交流などがある。このほかにも、未就学児や小学校とのスポーツ交流「網ちび」や「子ども食堂」は定期開催を実現している。
昨年は、商店街アプトフォーの活性化策として、シャッターアートに取り組み、地域の課題をテーマにした学習を進めている。
探求学習などは、普通科と商業科の垣根を超えた教育活動となっている。また、商業検定や英検など資格取得をめざす環境を充実させている。
■台湾へ
南高は、新年度から見学旅行先を国内から台湾に変更する。生徒の国際感覚などを養う狙いだ。
現在の1年生が、台湾の見学旅行〝第一号〟となる。同高によると、台湾では現地の大学生とのグループ学習などを通じて、「同世代と英語でのコミュニケーションに挑戦する予定」(同高)。
このほか、デジタル変革(DX)による「深い学び」を実践。今年度は文科省の「リーディングDXスクール事業」の指定校になっており、生成AIツールの活用やオンライン授業などを通じて「主体的・対話的で深い学びを実践している」(同高)
来年度からは、北海道高校「みらいの教員育成プログラム」の準拠点校として、地域の教育を担う人材育成にも力を入れている。
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網走市教委を中心とした協議会は年度内にも、地域に根ざした魅力ある高校のあり方についての意見をまとめる。同市教委、そして桂陽高と南高による独自の取り組みの効果に期待が寄せられている。
